イベント受付システム比較10選|2026年最新・招待制の選び方

「イベント当日、受付に長蛇の列ができてしまい、大切なゲストをお待たせして気まずい思いをしてしまった」あるいは「イベント終了後、参加者のみにお礼のメールを送るために、紙のゲストリストから参加チェックに◯がついているゲストをエクセルに手入力しなければならなかった」という悲惨な経験はないでしょうか。

イベントの成功を左右するのは、コンテンツの内容だけではありません。ゲストが最初に触れる「受付」の体験こそが、イベント全体の第一印象を決定づけます。さらに「受付」でどんなツールを使うかが、受付係の作業負担を大きく左右します。しかし、従来のイベント受付システムは「高額な初期費用」や「複雑な事前設定」がハードルとなり、小規模な招待制イベントや社内行事では導入を断念せざるを得ないケースが多く見られました。

2026年現在、イベント運営はデジタル化(DX)から、さらに一歩進んだ「AI活用による効率化」と「ゲスト体験の深化」のフェーズに入っています。本記事では、最新のトレンドを踏まえ、2026年におすすめのイベント受付システム10サービスを徹底比較。

「初期費用0円・従量課金」でコストを最適化できる新機軸のサービスから、数万人規模の大型展示会に対応する高機能プラットフォームまで、料金・機能・用途の3軸で分かりやすく解説します。展示会、社内懇親会、新商品発表会、セミナーなど、あなたのイベントに最適な一着を見つけるための選定ガイドとしてご活用ください。

受付カウンター前に列をなす来場者たち。スタンションで仕切られた2つの行列に、スーツ姿のビジネスパーソンが並んでいる。

イベント受付システムの「2タイプ」を理解する

システム選びで最初に押さえておくべき分類があります。市場に存在するサービスは大きく「月額固定型」と「使い切り型」の2タイプに分かれており、自社のイベント開催頻度や規模に合わないタイプを選んでしまうと、コスト・使い勝手の両面で後悔することになります。

月額固定型:大規模・定期開催イベントに向く

毎月一定額を払い続ける代わりに、集客ページの作成・参加申し込み受付・チケット販売・来場管理まで一体化した豊富な機能を使い続けられるタイプです。月に複数回、あるいは毎月大規模なイベントを開催する企業にとっては、機能の充実度とコストのバランスが取りやすい選択肢です。

一方で、年に2〜3回しかイベントを開催しない場合、使わない月も費用が発生するため割高になります。「次のイベントまで3か月あるのに毎月費用が引き落とされている」という状況は、招待制イベントを年数回だけ開催する企業にとってはコスト負担が大きくなりがちです。

使い切り型(従量課金型):招待制・年数回のイベントに向く

招待人数分だけ費用が発生し、月額固定費がかからないタイプです。「今度のイベントだけ使いたい」「年に数回の開催のために月額を払い続けたくない」という担当者に適しています。イベントごとに必要な招待枠を購入するだけなので、イベントとイベントの間に費用が発生しません。

小規模な社内懇親会から数百名規模の顧客向け発表会まで、開催規模に合わせて必要な分だけ購入できるため、コストを最適化しやすい点が特徴です。


2026年、イベント受付システムの最新トレンド

イベントDXと非接触受付の定着

2026年現在、「イベントDX(デジタル・トランスフォーメーション)」という文脈で受付業務のデジタル化が加速しています。QRコードを使った非接触受付はすでに「当然のスタンダード」として定着し、紙の名簿やExcelによる手動受付は「アナログ運用」として問題視されるようになっています。

野外フェスだけでなく、展示会・製品発表会・社内懇親会・アニメ・コスプレイベントなど、あらゆるジャンルのイベントでデジタル受付化が進んでいます。受付のデジタル化は単なる効率化にとどまらず、入場データのリアルタイム把握・事後の参加者分析・お礼メールの自動送信といった「受付後の活用」も含めたDX全体の基盤となりつつあります。

Apple Wallet連携——ゲスト体験を次のレベルへ

2026年の注目トレンドのひとつが Apple Wallet連携です。QRコード付き招待状をApple Walletに追加できる機能により、ゲストはメールを遡って探す手間なく、すぐに受付QRを表示できます。スマートフォンのロック画面からそのまま提示できるため、受付列での操作時間が短縮され、会場入口の混雑緩和にも貢献します。

ゲストへの利便性提供という観点だけでなく、受付スタッフの処理スピード向上という運営側のメリットも大きく、大人数イベントでの効果が特に顕著です。

リアルタイム集計——会場の外からでも現場を把握

入場済み・未入場の状況をリアルタイムでクラウド上に集計する機能が広まっています。複数の受付レーンを並行運用している場合でも、どの端末から入場処理が行われても即座に全スタッフで状況を共有できます。

会場設営チームへの「あと何名来場予定か」の共有、欠席者への個別フォロー、上長への来場状況報告など、当日の多様な場面でリアルタイムデータが活用できます。イベント終了後の参加者データ(CSV出力)がそのままお礼メール送信リストとして使える点も、事後作業の負担を大きく軽減します。


イベント受付システム比較10選

主要なイベント受付システム・関連ツールを一覧で比較します。

サービス名 料金タイプ 初期費用 月額費用 QR受付 招待制対応 即日利用
招待レセプション 使い切り型 無料 無料
Peatix 手数料型 無料 無料(有料イベントは手数料発生)
楽らく受付くん 月額固定型 要確認 あり 要確認
EventHub 月額固定型 要確認 あり 要確認
Eve(イーベ!) 月額固定型 無料 あり(30日無料トライアルあり) ✅(トライアル)
Yobunara 従量課金型 要確認 要確認 要確認
formrun 月額固定型 無料 あり(無料プランあり)
Doorkeeper 月額固定型 無料 あり
connpass 無料 無料 無料 ✅(限定的)
Googleフォーム+スプレッドシート 無料 無料 無料

※ 各サービスの料金・機能は2026年5月時点の公開情報に基づきます。最新情報は各サービスの公式サイトをご確認ください。


① 招待レセプション

招待制イベントの受付に特化した、使い切り型QRイベント受付システムです。

月額費用なし・初期費用なしで、招待枠50人分5,000円(税別)〜の従量課金制。クレジットカード不要で招待枠10人分の無料トライアルも利用できます。月額不要なので、イベントとイベントの間に費用が発生しない点が、年数回開催の招待制イベント担当者にとって最大のコストメリットです。

最大の特徴は**「アカウント作成後すぐに使い始められる」即時性と、「CSVでゲストリストをアップするだけ」**というシンプルな導入フローです。専用アプリのインストールが不要で、受付端末はスタッフの手持ちのスマートフォンやiPad(ブラウザのみ)で完結します。システム担当者や営業担当との打ち合わせは一切必要なく、「来週のイベントに今から間に合わせたい」という緊急の場面にも対応できます。

ゲスト側も快適です。招待メールに記載されたQRコードをApple Walletに追加でき、当日はメールを探すことなくロック画面からそのまま提示できます。受付端末でQRを読み取れば即時入場処理が完了するため、混雑しやすい受付口での待ち時間を大幅に短縮できます。

来場状況はリアルタイムでクラウドに集計されるため、複数の受付スタッフが同時に対応しても二重チェックが起こりません。イベント終了後は参加者データをCSVで一括出力でき、お礼メール配信リストとしてそのまま活用できます。

イベント制作会社が複数クライアントを同一アカウントで管理するマルチクライアント権限にも対応しており、代理店・制作会社にとっても使いやすい設計です。

受付システム「RECEPTIONIST」を9年以上提供し国内シェアNo.1※を獲得した株式会社RECEPTIONISTが運営しており、年間500万人の受付実績があります。

向いているイベント: 招待制の社内懇親会・顧客向け発表会・展示会・式典・セミナー・ホビー系イベント・結婚式二次会など

※『クラウドiPad無人受付システム市場の実態と将来展望』(ミックITリポート 2025年11月)


② Peatix

国内最大級のイベントプラットフォームのひとつ。無料イベントは基本無料で利用でき、有料チケット販売時には手数料が発生します。集客ページの作成・参加者の管理・当日のチェックイン機能が充実しており、幅広い参加者を集める公開型イベントに強みがあります。

ただし、招待制・クローズド運用を行うには非公開設定や招待リンクの管理が必要なため、純粋な招待制イベントには設定の手間が発生するケースがあります。「チケット販売」ではなく「ゲストの招待と受付管理」を主目的とする場合は、招待制特化のシステムの方がシンプルに運用できます。

向いているイベント: 公開型の無料・有料イベント、参加者を広く募集するオープンなセミナー・勉強会


③ 楽らく受付くん

クラウド型のイベント受付システムで、QRコードによる入場管理に対応しています。受付業務に必要な機能を一通りカバーしており、定期的に中規模イベントを開催する企業での導入実績があります。

月額固定費が発生するため、年に数回しかイベントを開催しない場合はコストパフォーマンスの面で検討が必要です。導入前には担当者への問い合わせが推奨されており、即日利用開始には至らないケースがあります。

向いているイベント: 定期的に中〜大規模イベントを開催する企業、継続的な受付管理が必要な場合


④ EventHub

ハイブリッドイベント(オンライン+オフライン)に対応したB2Bイベントプラットフォームです。参加者分析・商談マッチング・アンケート・セッション管理など、大規模なカンファレンスや展示会の運営に必要な機能を網羅しています。

多機能である分、料金体系は大規模イベント向けとなっており、数十名〜100名規模の招待制イベントには機能過多・コスト過多になりがちです。「参加者同士のネットワーキングを促進したい」「商談の場として活用したい」という大型展示会・カンファレンスのニーズに向いています。

向いているイベント: 数百〜数千名規模のカンファレンス・展示会、オンライン・ハイブリッドイベント


⑤ Eve(イーベ!)

イベント告知から参加申し込み受付・QR受付・顧客管理まで一元管理できるオールインワン型のサービスです。30日間の無料トライアルが用意されており、実際の機能を試してから導入を判断できる点は評価できます。継続利用には月額料金が発生します。

CRMとの連携を重視する企業や、イベントをマーケティングファネルの一環として活用したい場合に向いています。

向いているイベント: 定期的に中規模イベントを開催する企業、顧客管理・マーケティング活用を重視する場合


⑥ Yobunara

招待状の送付とQRコードによる当日受付に対応したサービスです。機能の方向性は招待レセプションと近く、招待制イベントの受付管理を主目的としています。料金体系・詳細機能は公式サイトへの問い合わせが必要なケースがあるため、比較検討の際は最新情報を直接確認することをお勧めします。


⑦ formrun

フォーム作成・管理に強みを持つサービスで、参加申し込みフォームの作成・回答収集・管理において使いやすいUIが特徴です。無料プランから利用開始でき、フォームを中心とした事前受付管理には適しています。

一方、QRコードを使った当日受付機能は限定的です。受付専用システムと比較すると、当日のオペレーション効率化という観点では別途工夫が必要になる場面があります。フォーム管理ツールとして活用しつつ、当日の受付は別途対応できる体制がある場合に向いています。

向いているイベント: 事前の参加申し込み管理が中心で、当日受付を別手段で対応できる場合


⑧ Doorkeeper

開発者・ITコミュニティ向けのイベント管理プラットフォームです。コミュニティページの作成・イベントの継続的な管理・参加者とのコミュニケーション機能に特化しており、継続的にコミュニティイベントを運営するケースに向いています。

一般的なビジネスイベントや招待制の顧客向けイベントには、機能セットが合わない場合があります。コミュニティ運営が目的ではなく、単発・招待制のイベント受付を効率化したい場合は、他のサービスが適しています。

向いているイベント: IT・開発者コミュニティの継続的な勉強会・ミートアップ


⑨ connpass

エンジニア・IT系コミュニティのイベント管理に特化したプラットフォームです。無料で利用でき、IT系の勉強会・ハッカソン・オープンなミートアップには適した機能が揃っています。

参加者を公開募集する設計のため、クローズドな招待制イベントや企業のビジネスイベントには向きません。「特定のゲストだけを招待して受付を管理したい」という用途には機能的に合わないため、招待制イベントの担当者には他のサービスを推奨します。

向いているイベント: IT系の勉強会・ハッカソン・公開コミュニティイベント


⑩ Googleフォーム+スプレッドシート(DIY運用)

ツールの導入費用がゼロという点から、予算が確保できない場合の代替手段として採用されることがあります。しかしQRコードによる当日受付には対応しておらず、当日スタッフがスプレッドシートを目で追いながら手動でチェックを入れる運用になります。

参加者が多いほど「名前を探してチェックを入れる」作業に時間がかかり、受付列が長くなります。チェック漏れや二重受付のリスク、リストの更新タイムラグも発生しやすく、「Excelや紙の名簿での受付に限界を感じている」担当者が最初に専用システムへの移行を検討するきっかけになることが多いツールです。

事後の参加者データ整理も手動になるため、「参加者だけにお礼メールを送りたい」という場合もスプレッドシートの確認・転記作業が必要です。受付業務全体の効率を考えると、専用システムへの切り替えによるROIは高い傾向があります。


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招待制イベントの受付システム選びで失敗しない5つのポイント

ポイント① 月額が発生しない「使い切り型」を選ぶ

年に2〜3回しかイベントを開催しない場合、月額固定型では「使わない月にも費用が発生する」コスト課題が生じます。たとえば月額1万円のシステムを年間契約すると、年12万円の費用が発生します。一方、使い切り型であれば開催するイベントの招待枠分だけの費用で済むため、開催頻度が低い企業ほどコスト差が大きくなります。

初期費用・月額費用不要で必要な招待枠数だけ購入できる使い切り型を選べば、維持コストをゼロに抑えられます。

ポイント② 商談なしで即日利用できるか

「来週のイベントに間に合わせたい」という場面では、営業担当との打ち合わせや導入契約の手続きが不要なサービスを選ぶことが重要です。製品によっては「まずお問い合わせ→提案→見積もり→契約→設定→本番利用」という流れが必要で、初めて利用するまでに数週間かかることがあります。

Webからアカウントを作成し招待枠を購入すれば即日利用できるシステムであれば、急なイベント追加や突発的な社内行事にも対応できます。

ポイント③ 専用アプリのインストールが不要か

当日の受付スタッフが使いやすいかどうかは、運営品質に直結します。専用アプリのインストールが必要なシステムは、当日担当するスタッフ全員の端末への事前インストール・動作確認が必要になります。アルバイトや派遣スタッフが当日受付を担当する場合、事前準備の調整コストが増えます。

ブラウザだけで動作するシステムであれば、スタッフのスマートフォンやiPadをそのまま受付端末として使えます。URLを開くだけで受付が始められるため、スタッフへの事前説明が最小限で済みます。

ポイント④ CSVでゲストリストをインポートできるか

ExcelやGoogleスプレッドシートで管理していた招待者リストを、CSVでそのままインポートできる機能があると、初期設定の手間を大幅に削減できます。手入力やコピー&ペーストでの登録作業は、人数が増えるほど入力ミスのリスクも高まります。

**「CSVでリストをアップするだけで招待メールが一括送信される」**システムであれば、担当者の準備作業を最小化しながら、ゲスト全員に確実に招待状を届けられます。

ポイント⑤ Apple Wallet連携・リアルタイム集計に対応しているか

2026年現在、QRコード受付に加えて、Apple Wallet連携によるゲスト体験の向上と、リアルタイム集計による来場状況の即時把握が受付システムの付加価値として注目されています。

Apple Wallet連携があれば、ゲストが当日メールアプリを開いてQRコードを探す手間がなくなり、受付口での処理時間が短縮されます。リアルタイム集計があれば、会場から離れた場所にいる担当者や経営層も、現時点の来場人数をスマートフォンで即座に確認できます。


最も手軽に始められるイベント受付システムは?

上記5つのポイントをすべて満たすサービスとして、招待制イベント担当者から選ばれているのが招待レセプションです。

  • CSVでリストをアップするだけでゲスト全員にQRコード付き招待状を一括送信
  • 専用アプリのインストールが不要(スタッフのスマートフォンのブラウザだけで受付完了)
  • クレジットカード不要で10人分の無料トライアルをすぐ開始可能
  • 商談なし、アカウント作成後すぐ利用開始可能
  • 初期費用・月額費用不要、招待枠50人分5,000円(税別)〜の使い切り料金
  • Apple Wallet連携・リアルタイム集計に対応
  • 9年以上の受付システム提供実績・国内シェアNo.1※、年間500万人の受付実績

「システム化して失敗したらどうしよう」という不安を持つ担当者でも、実績と安定稼働の面で安心して導入を判断できます。稟議書類に「9年以上・国内シェアNo.1・年間500万人の受付実績」という数字を記載できる点も、上長への説明のしやすさにつながります。

イベント制作会社が複数クライアントを管理する場合の活用方法はイベント制作会社が複数クライアントの受付を1ツールで管理する方法もご参照ください。また、システムの基本的な機能と選び方の詳細はイベント受付システムとは?招待制イベントに特化した選び方で解説しています。

※『クラウドiPad無人受付システム市場の実態と将来展望』(ミックITリポート 2025年11月)


よくある質問

Q. イベント受付システムを無料で使えるものはありますか? 招待レセプションは、クレジットカード不要で招待枠10人分まで無料トライアルが利用できます。初期費用・月額費用は不要で、追加で使う場合は招待枠50人分5,000円(税別)〜の使い切り料金となります。Googleフォームも費用は無料ですが、QRコードによる当日受付には対応していないため、専用システムとは役割が異なります。

Q. 少人数(100名以下)のイベントに使えるシステムはありますか? 招待レセプションは20名規模の小規模クローズドイベントから500名規模のイベントまで対応しています。招待枠単位の購入のため、必要な人数分だけ費用が発生します。大規模システムのような「最低〇〇名から」という利用制限はなく、小規模な社内行事にも気軽に使い始められます。

Q. 紙の名簿からデジタル受付に切り替えるとき、何が必要ですか? 招待者のメールアドレスを記載したExcelやCSVファイルがあれば、招待レセプションにアップロードするだけで設定が完了します。QRコード付き招待状が各ゲストに自動送信されるため、当日受付の準備は受付端末(スマートフォン・iPad)の充電確認だけで済みます。専門的なIT知識は不要で、非エンジニアの担当者でも問題なく運用できます。

Q. イベント受付に専用の読み取り端末やアプリは必要ですか? 招待レセプションは専用端末不要です。スタッフのスマートフォンやiPadにアプリをインストールする必要もなく、ブラウザを開くだけで受付QRの読み取りができます。当日に急遽スタッフが追加になった場合でも、URLを共有するだけで即座に受付端末として追加できます。


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